ヒアリングで得た情報を整理し、制作に必要な内容を全てまとめるステップ。
ここで決めた内容が、デザイン・コーディング・運用すべての指針となります。
定義する内容
① 目的(達成したいゴール)
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サイトを通じて「何を達成したいのか」を明確にする
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例)新規顧客の獲得、採用強化、売上アップ、ブランディング
② 機能要件
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サイトに必要な機能やページを整理
例:問い合わせフォーム、商品購入機能、予約システム など
③ 非機能要件(品質や運用体制)
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表示速度(ユーザーが3秒以内にページ表示できるか)
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セキュリティ(SSL、個人情報の扱い)
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運用体制(誰が更新するか、外注か社内か)
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多言語対応・アクセシビリティなどの考慮もここに含む
④ 成果指標(KPI)
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成果を測るための数値目標
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例)
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問い合わせ数:月10件 → 30件に増加
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アクセス数:半年で5,000PV達成
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売上:オンライン販売で月100万
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要件定義書の作成について
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要件定義書(Google Docs / Word などで作成)
👉 クライアントと「この条件で進める」と合意するための公式な資料となります。
ただし、クライアントによって必要性の有無が異なるので必ず作成するものではないです。
もし、クライアントから要件定義書を求められなかったとしても、ヒアリングの内容をもとにサイト制作の目的や要望は自分の中でまとめましょう!
演習ファイル